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中小企業の後継者が読むべき5冊 二代目社長が成功するための秘訣を学べる一冊も

(写真=PIXTA)

先代社長から後継者が事業を引き継ぐ時には、プレッシャーや覚悟、経験不足、社員たちとの関係など、多くの不安や困難が伴います。それに加えて、昨今では中小企業は厳しい経営環境にさらされています。先人たちはどのようにこの問題を解決してきたのでしょうか。本記事では、多大な重圧を余儀なくされる後継者が学ぶべきことを記した本を、厳選して5冊紹介します。

後継者がぜひとも読んでおきたい5冊のバイブル

今回ピックアップするのは、成功を収めた経営者の自伝から経営指南本まで、中小企業の二代目社長が押さえておきたい極意が収載されている本ばかりです。1冊でも5冊全部でも、限られた時間を費やして読了するだけの価値がある良書ぞろいです。

『「後継者」という生き方』(牟田太陽 著)

本書の著者は、1965年の創業以来、長きにわたって全国の中小企業経営者たちが多大な信頼を寄せている老舗セミナー会社「日本経営合理化協会」の二代目社長。後継者としての立場から、今後さまざまな困難に立ち向かいながら企業経営を継承・発展させる使命を負った次世代の経営者たちに、後継者としての「覚悟」と「心得」を指南しています。

これから二代目・三代目を継承する後継者だけでなく、今後次世代に事業を継承したい現役中小企業経営者にもぜひ読んでいただきたいバイブル的な1冊です。

『二代目が潰す会社、伸ばす会社』(久保田章市 著)

「会社を伸ばすも潰すも、カギは後継者」こんな言葉で始まる本書には、社長交代でダメになる企業の特徴や伸びる会社の特徴が、具体例を紹介しながら詳しく説明されています。さまざまなケースを掘り下げているのが特徴です。

後継経営者育成・中小企業経営の専門家である著者が、「新社長が新規事業にのめり込んで、社員や銀行からそっぽを向かれる」「先代にできないことをやる」「なぜ、経営革新が必要か」「企業もアンチエイジングをしないと老いてしまう」など、忌憚のない言葉で、二代目がすべきこと・創業者が心得るべきことなどを詰め込んだビジネス書です。

『アトツギが日本を救う 事業承継は最高のベンチャーだ』(山根太郎 著)

「二代目、三代目はカッコ悪い」「継ぐにしても、もっと経営を学び準備をしてからにしたい」など、後継者となることを躊躇している人も多いはず。本書では、「すでにあるインフラを活用できる環境で社長になれるのは、大きなチャンス」「家業なんか乗っ取るつもりで新事業を始めれば、ベンチャー企業以上に、刺激的な仕事ができる」など、考え方次第で後継者としての立場を最大限に利用できることを指摘しています。

父親の急死により期せずして突然新社長として事業を引き継ぐことになった著者が感じた二代目社長のメリットや取り組み姿勢を、次世代経営者となる若者に対して惜しみなく伝授する「後継者のすすめ」です。

『先代を超える「2代目社長」の101のルール』(長井正樹 著)

「会社なんて継ぎたくなかった」「先代には負けたくない」といった、これから会社を引き継ぐ後継者または後継社長が抱える葛藤を解決できる1冊。先代社長として後継者に期待する気持ちと威厳ある父親としての立場を両立させたい先代の想いを理解すること、先代・社員どちらとも円滑な関係を築くことを軸に、事業承継の場で遭遇する問題に対して、101のルールという形で対処法を紹介しています。

不仲だった二代目社長である父親との和解によって、「真の事業承継は先代の想いを継ぐこと」であるとの結論を得た著書による、幸せに事業を引き継ぐ方法論です。

『あの同族企業はなぜすごい』(中沢康彦 著)

「暴走する後継者」「親族への身びいき」「前近代的な経営手法」などと揶揄されることが多かった同族企業。本書では、同族企業の光の部分にスポットライトを当てて、事業承継で直面した親子間の対立や後継社長としての困難をも力に変えて成長した、同族企業の事例を紹介しています。

新旧社長による経営権争いを乗り越えた、今をときめく「星野リゾート」や、先代の死後、ノウハウのないまま始めた経営改革を成功させた「獺祭」など、同族企業の真の姿が描かれています。

中小企業における新旧経営者の足跡から知る、後継者の心構え

先代のやり方を踏襲するだけでなく、受け入れながら改革する――降りかかる困難さえも経営資源に変えて成長をつかんできた後継社長たちのノウハウを学ぶことは、これから事業を引き継ぐ二代目・三代目社長にとって、成長の糧となるでしょう。

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